頭部造影MRI検査を受ける際の注意点についてですが、検査前に説明書や問診票、同意書が渡されると思います。
一緒に事前に注意事項が書かれた用紙も渡されるので、よく読んで確認が必要です。とても大事ですから守って受けて下さいね!
頭部造影MRI検査前の2時間前から絶食です。
▼造影MRI検査については下記の記事でご紹介しているので参考にして下さい。
病院にもよりますが…
検査の2時間前から絶食です。
お茶(無糖)・水のみは少量摂取できます。事前にMRIの予約を入れたときに説明がありますので病院側の飲食の指示に従ってください。※常用の薬は服用できます。
他にも以下のような注意点があります。
造影MRI検査での注意点!検査室に金属類は持込み禁止!
MRI検査での注意点ですが磁気を使った検査ですので、どの病院でも金属類を検査室に持ち込むのは基本的に禁止になります。
・検査室内に金属類は持ち込めません。時計・眼鏡・アクセサリー類など。
・カラーコンタクトに金属成分が含まれているので検査前に外してください。
・化粧や整髪料にも金属成分が含まれるので当日は控えて下さい。
・検査予約2時間前から絶食です。
・無糖のお茶と少量の水は摂取可能です。
・金属の付いた下着(ブラジャーなど)はダメ。
女性はブラジャーに困ると思うのでラフなブラトップなどを着用した方がイイです。ちなみに私の病院では更衣室兼ロッカーがありました。
尚、病院によっては検査着に着替える場合もあるようです。私の病院ではそのまま金属類を更衣室で外して自分の着衣で検査できました。
次のような方は場合によっては検査が受けられません。一度医師とご相談ください。
・人工内耳や金属製の心臓人工弁を入れている方。
・磁石で固定する義歯・インプラントを使用している方。
・怪我や手術で体内に金属類が入っている方。
・妊娠している可能性がある方。
・狭い空間がとても苦手な方。
MRI検査の問診票にはしっかり答えましょう。
私の病院のMRI検査の問診票はけっこうガッツリ質問量があります。
例えば…『ペースメーカーが入っているか?刺青や永久アイラインが入っているか?補聴器をしているか?旋盤工・金属を削る仕事をしたことがあるか?』…などなど多岐に渡ります。
本人が言いそびれた事を問診票でチェックしていれば済みますからね。なので、面倒とは思わずにしっかりと答えるようにしましょう。
そして説明書には副作用についても書いてあります。
まれに起きる頭部MRI造影剤による副作用
MRI検査に用いる造影剤投与で次のような副作用がごくたまに起きる場合があります。
(起きる確率は1〜2%以下)
(起きる確率は1万人に1人以下)
なお、重い副作用を検査前に予測する方法はありません。
今までの造影剤で副作用があった方、気管支喘息のある方は副作用が起きる確率が高いことがわかっていますので、原則的に造影検査を行わない病院が多いです。
腎臓が悪い方や透析中の方も副作用が起きやすいので原則的には造影検査は行わないです。
私は今まで3〜4回頭部MRIを受けていますが副作用や異変はありません。注射された腕がダルいかな〜って程度でした。
もしも異変が出たらすぐに検査を受けた病院に連絡するか、お近くの病院に行って下さい。
検査中は緊急ブサーを持ってるから大丈夫!
検査時間が30分〜50分近くあるので不安を感じるかと思います。鳴り響く工事現場のような音。狭く閉ざされた空間の中で独りぼっち…。
ですが、片手には緊急ブザーを持たせてくれますから大丈夫です。気分が悪くなったり、どうしても耐えられない状態の時だけ押してください。
私の病院のスタッフさんは異変がなくても検査の途中に毎回「大丈夫ですか〜」と様子を見にきてくれます。
▼コチラは1年ぶりにMRI検査をした様子と結果などです。
夏は検査前に水分が摂れないのが一番ツラいので体調管理には気をつけましょう。