そんな不安を抱えている方はご家族やご本人様が『もしかして脳腫瘍かも…』と思ってコチラに辿り着いたのでは?本文では簡単なチェック法もご案内しています。
今回の記事の内容
- 脳腫瘍の前兆にはどんな症状があるかご存知ですか?
- 一般的な脳腫瘍の6大初期症状
- 病状が進むほど本人は病院へ行く勇気が出ない
一般的な脳腫瘍の前兆には頭痛、体の麻痺、呂律が回らない…などがあります。ですが、人それぞれなので見過ごすこともあります。
私も一般的な初期症状には該当しなかった症状があったので「もしかして同じ方もいるのかな?」という思いからご紹介しています。
あとは脳腫瘍が進行してモヤモヤ&イライラする状況もお伝えしています。少しでも異変があるようならば一般的な初期症状と一緒に参考になさってください。
脳腫瘍の前兆にはどんな症状があるかご存知ですか?
私の場合、なかなか体の変化が現れなかったので気付けないまま毎日を過ごしていました。頭痛という分かりやすい症状もありませんでした。年齢もまだ40歳前だったので大病を疑う事もありませんでした。
▼10秒で簡単に脳腫瘍のチェックができます。私も初診の際にしました。
上のリンクから体の麻痺チェックをするのもよいですし、1つずつ確認するのもよいので、何よりも脳腫瘍の前兆を知る事が大事です。
まずは、どのような症状が起きたら脳腫瘍を疑い、医療機関への受診や相談をしたら良いか、私の体験を交えながら書こうと思います。
一般的な脳腫瘍の6大初期症状!
・慢性的な頭痛
多くの方は頭痛で『脳腫瘍』だと気付くようです。朝起きた時に「だるいなぁ~。今日も頭痛だなぁ~」という方は充分注意してください。
・原因不明のめまい、吐き気、嘔吐
頭痛が引き金になって、一緒に吐いてしまう時は気をつけましょう。フワフワとするような軽いめまいが長く続く時も要注意です。
▼脳腫瘍と診断される1ヶ月前に【めまいと吐き気】が起きました。
・神経系の異常
私は入院中にこの現象が起きました。腫瘍が神経を圧迫して『視界の一部が欠ける現象』が起きたようです。
私は血圧が低下して倒れたのと同時に、ぼや~っと黒くて丸い影が視界を一部覆いました。幸い入院中だったのですぐに脳の浮腫を取る注射や点滴処置等をして頂いたので、大事には至らず無事でした。
・体の半身が動かしにく、しびれた感じがする。
私は右半身がジワジワと動かしにくくなりました。私は体だけだったので、顔や体のみなど、体の一部分だけでのしびれにも注意した方が良いかも知れません。
・言語障害
のどや舌の筋肉が萎縮して言葉を発するのが難しくなる状態です。私は筋肉というよりも、言葉を使い分ける『脳』そのものがダメージを受けたような状態で、当時あまりしゃべらなくなった気がします。
・耳鳴りや難聴
片耳だけが耳鳴りがする状態。耳神経脳腫瘍の疑いも。
私が実感した脳腫瘍の初期症状(体の異変)
では、一般的な初期症状とは別に私の異変についてもお伝えしようと思います。まずは体の異変について。
- パソコンのタイピングが遅くなったり誤字が多くなる。
- 睡眠不足になるが枕や寝具のせいにしていた。
病状が進むにつれて私の場合は右に重心が傾いていきました。脳腫瘍は脳梗塞のうように半身麻痺にも似た病状が現れる時があります。なので、このようにどちらか半身だけ無意識に傾くときは要注意です!
- 指に力も入らず、字も汚く書けなくなる。
- 真っ直ぐに歩けずに、勝手に右側に傾いていく。
- 右半身に力が入らない為に車の運転も危ない。
- すぐに転んだり日常の着替えも行動も不自由になってきた。
- 小走りすると足がもつれる。
- 腕に力が入らず包丁が持てない。鍋やフライパンも良く落としていた。
私が実感した脳腫瘍の初期症状(内面的な異変)
続いては私が感じた脳からくる内面的な異変です。病気なのか分からず常に不安なモヤモヤとした気持ちでした。
- 頭の中が常にぼんやり。
- 買物に行っても忘れっぽい。
そしてこの頃は「おかしい」と自覚できるほど病状は進んでいました。
- 感情が乏しい。漢字が思い出せない。
- 簡単な計算も買物も出来なくなってきた。
- 頭の中が混乱して難しい工程がある料理が作れない。
- 集中力も途切れがちで、何をするにも中途半端になる。
- いつもなら出来ることができず時間ばかり過ぎてイライラしていた。
- 『若年性アルツハイマー』だと思ってネット検索していた。
- 言葉がスラスラと思うように出なくなってくる。
- 聞いた事もすぐに忘れてしまうい会話が成立しない。
…以上のように、当てはまる項目や慢性的に続く症状がある場合は医療機関に相談したり、脳神経外科を受診してCT検査やMRI検査を受けてみてはいかがでしょうか?
一般的な総合病院なら予約をすれば行っていますし、脳ドック検診として申し込んでみるのも良いかと。
病状が進むほど本人は病院を受診したがらない…
当事者が言うのもなんですが…きっかけが無い限り病院に行く勇気が出ません。「きっと病気なんだろうな〜。おかしいもんな〜」と曖昧な気持ちで分かっているので余計に。
どんどん病状が進行しているのに、現実逃避している自分がいました。病状も進んで動けなくて何も考えられない状態にもなってました。
私は「まさか自分が病気になる訳が無い」という、おもいっきり根拠の無い自信を元に病院に行かず、頭の中の腫瘍を育てていました。
そして周りのご家族の方も「あれ?普段と少し様子がおかしいな?」と思う点があったら、暫く観察したり病院に連れて行ってあげてください。
▲ご家族が異変に気付いた時でも参考にできるように、私が入院前に起きた体の異変をまとめてみました。車の運転は特に危険です。
周囲のサポートやご自身の判断が回復の速さにも繋がります。
ずっと不安を抱えて生活するぐらいなら検査して安心を獲得した方が心の平穏にもなります。もし病気だとしても即治療できます。
病院に行くことで心配事が減るなら行ってみましょう。受診しなくても病院によっては相談窓口があります。
少しでも皆様やご家族、ご友人、周りの方のお役に立てれば幸いです。