2019年も一週間を過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。例年よりも静かなあまりにゴロゴロし過ぎて運動不足な年末年始となりました。
秋に自立支援医療制度(精神通院)の更新に行ってきました。手続き方法は下記をご覧ください。
引っ越しの際にお役所で住所変更の手続きを行ったので、再度行くのは嫌だったんですけどね。
その際に市町村の職員さんごとに精神障害者保健福祉手帳についての取得可能かどうかの認識が違うことにかなり戸惑いました。
で、先に結果を言いますと…私は取得できませんでした。しかし!精神障害者保健福祉手帳を取得しようと考えてる方の参考になれば、と記事にしました。
精神障害者保健福祉手帳とは?てんかん患者でも取得できる?
精神障害者保健福祉手帳とはてんかん発作を起こして一定の障害があることを証明するものです。1〜3等級によって福祉サービスの利用や各種免税制度の適用が可能になります。
精神障害者保健福祉手帳は自立支援医療制度(精神通院)と同時に申請することも可能です。詳しくは下記の記事をご覧ください。
私はてんかん発作を起こしてから車を2年間運転できずにいます。もうすぐそれも解禁されますけどね。だからってすぐに再開するのも怖いので、どうしようか悩んでいます。
なので、自分としては3級ならば現在居住している市のバス・電車の運賃減額サービスを受けたいと考えていました。
精神障害者保健福祉手帳は市町村の担当者によって知識が違う!?
私の場合は3級が妥当なのかな…と相談したのですが、最初に対応した若い男性職員が無能すぎて。貧乏くじを引いてしまった気がします。
あー。3級?取れたとしても、あまり役に立たないでしょ?
(書類を読み漁る…)あー。そーゆーのね。ま、県が審査するから通るか分かりませんけどね。一応書類持ってきます?
…という対応でした。ちなみに、この若い男性職員が引越し手続きミスの発端でした。全般的にしっかりしろや。
なので名札などで確実に話が分かるような肩書きの人や、頼れそうな人からスタートするようにしましょう。
で、いろいろと散漫なミスをし続けた挙句に今度は女性職員さんが
こちらの精神障害者手帳はどうされますぅ〜。
と、なぜか私よりもグイグイ来る様子でした。まぁ、あれだけミスっていればゴマスリするでしょうね。
そうですかぁ〜。それは良かったです。申請するだけでも可能なんですけどねぇ。
という、最初の寝ぼけた対応をした若い男性職員とまったく違う反応なので逆にイラっとしました。何なんだよって。
そう、私は主治医に相談すると先生から不要だと言われました。というより門前払に近かったんですけどね。
精神障害者保健福祉手帳に申請する診断書は面倒くさい?
私の脳外科の主治医はなぜかこの精神障害者保健福祉手帳に提出する診断書を、書きたがりませんでした。
先生にこの手帳があると私が助かるんですけど…と伝えても
と予想外の言葉に驚きました。そして…
- もうすぐ運転できるようになるからイイでしょ
- 最近はてんかん発作も出てないんだから大丈夫だよ
と、なんだか『この先もきっと大丈夫っぽいから申請不要でしょ。俺も面倒臭いし』と言われてる気がしました。
通院してるのに申請すらダメなんかい!
提出しても県が審議するので診断書そのものが無駄になる可能性もあります。ダメ元でも診断書料は払うんだからイイじゃん…って。患者を思ってるなら書いてくれると信じたのにさ。
ちなみに、精神障害者保健福祉手帳に提出する診断書は、自立支援医療制度(精神通院)ではOKな病院のテンプレート仕様では無く、窓口で渡された用紙なのでかなり手間がかかると思われます。
精神障害者保健福祉手帳の申請には病院の医療相談室に相談してみては?
私は今回の件でてんかん患者には精神障害者保健福祉手帳の壁が思った以上に高いことを初めて知りました。そしてこの経緯で私はハッと気づきました。
と…。自立支援医療制度(精神通院)を初めて申請しようとした時に利用したのが医療相談室でした。だったら精神障害者保健福祉手帳の時も相談するのが正解だったはず。
大きな総合病院ではだいたい設置してあると思います。医療福祉相談室という名かも知れませんし、予約制の場合もあるかも。
自立支援医療制度(精神通院)申請の時も主治医は難色を示していました。てんかん患者にこれは適応されるの?という反応だったので、そもそも制度を知らない先生もいます。
しかし、私は事前に調べていたので医療相談室のスタッフさんに相談したら申請可能だからサポートしますと助言してくれました。
…以上、私が申請しようにもできずに終わったオチでございます。もうね、この手の申請はお医者さんに直接言うよりも医療スタッフさんに頼った方がイイと悟りましたよ。
精神障害者保健福祉手帳を取得しようと考えてる方はご参考になさってください。