脳腫瘍で入院中はどんどん記憶力が低下。物忘れ対策の必需品3選!

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脳腫瘍で物忘れ

私は脳腫瘍で入院中は日増しに記憶力も低下していきました。腫瘍が脳を圧迫しているから仕方ないのですが…。

ついさっき看護師さんに言われたことがスコーンと抜け落ちる事も多々ありました。「今日は◯時から検査ですよ」と言われたのに、ウロウロと廊下を歩いて探しに来た看護師さんに迷惑をかけたりしました。

そうならない為に入院中にひと工夫するようにしましょう。

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憶える自信がない時はすぐに記入できるの3つの物を用意する。

入院中は脳腫瘍という病気なので忘れちゃうのは仕方ないです。更に私は心配性だったので大事な用件になると確認してしまいました…。

自分で「あれ?先生から◯日の◯時から家族を集めて説明するって聞いた気がするけど合ってる?」と曖昧な記憶でモヤモヤしては、看護師さんに確認を求めていました。

病室の壁にカレンダーが貼ってある病院もあると思います。自由に使えるのか微妙なので私は書込むのを躊躇ってやめました。

そんな場合は自前の卓上カレンダー・小さなメモ帳・付箋のどれかを用意して書きましょう。全部揃えておけば使い勝手もよいですし安心できます。

それぞれ100均に売っています。最近の卓上カレンダーは書込めるように空欄もありますし、猫や犬などの動物の写真もありますので入院中はとても癒されます。

私は毎日配られるリハビリメニューのプリントの裏側に書いてましたけどね。どうせ廃棄しちゃうならコレでいいやって。

でも忘れっぽいので、そのプリント自体を捨てちゃうんですよね…。なのでオススメしません。専用の物を用意しましょう。

脳腫瘍は病状によって半身麻痺で文字が書けない場合も…。

まず私がそうでしたが体の不調に気付いた頃から文字の筆圧が『おかしい』状況でした。弱々しくミミズが這ったような字になりました。

それは入院中も続きました。文字が書けないだけでは無く『文字が思い出せない』状況も生まれました。

「忘れないうちに先生に言われたことをメモしよう」っと思ってシャーペンを持ったまま白紙を目の前にしてフリーズです。

「…あれ?『あす』って漢字…どう書くんだっけ」と【明日】すら思い出せなくなりました。それからは脳腫瘍を摘出するまでは難しい漢字は全て書けなくなりました。

せいぜい小学1、2年生ぐらいが習う漢字が書けていたと思います。自分でもかなりショックでした。病状が進むにつれ言える単語も少なくなりました。

【文字が書けない&思い出せない】という二重の辛さがありますが、メモらないと忘れて更に自分を追い込んでしまいます。なので…

病気だからどうにもならない。

と思うようにしました。どこかで諦めないと踏ん切りがつかないので。

あとは無事に腫瘍を取って貰えれば改善されます。私はそうでした。100%全復活とまではいきませんが、今は7割がた復活しているかな〜って気がしています。

『全体的にどこか微妙に以前のような体ではない』。そんな具合ですので7割って表現にしています。

自分で書けない人は看護師さんにお願いしましょう。

もしも『自分でメモが書けない…』という方は看護師さんにお願いすれば、快く引き受けてくれる筈です。

そんな時は入院当初に看護師さんに「忘れっぽいので検査や連絡事項があったら紙で渡してください」と、ひとこと伝えてみてください。ダメって言われることは無いと思います。

卓上カレンダーを用意しておけばそこに記入してくれるでしょうし、メモを用意しておけば口頭で言ったことをそのまま転記してくれるでしょう。

入院中は検査やリハビリ時間の変更、いろいろと連絡される事があります。でも忘れちゃいます。だって脳腫瘍だから。

なので「看護師さんに迷惑かな…」と感じるかも知れませんが、言われたことを忘れて私のように大迷惑を掛けちゃうよりもマシだと思ってお願いしてみましょう。