管理人について

管理人のヒポポンと申します。38歳の秋に脳腫瘍(髄膜腫)と診断されました。結婚まだ1年足らずだったので夫と共に愕然としたのを今でも覚えています。

2015年の初夏ぐらいから、ゆっくりと体の不調がありましたが、単なる運動不足や色々な理由をつけて現実から逃げていました。

ですが、明らかに右半身だけ思うように動かなくなったり、記憶力の低下などが顕著になって病院へ行き、CT検査とMRI検査で大きな脳腫瘍が見つかりました。

脳腫瘍が発覚した時は手術をしても麻痺や、それなりの後遺症が残るかも知れないと言われて失望の方が大きかったです。本人は頭がぼんやりしているせいか、言われた時はショックを受けているのですがすぐに忘れてしまい、家族のほうが「どうしよう…」という日々でした。

1ヶ月にも満たない入院生活でしたが、病院のスタッフの皆さんや、先生方も驚く程の早さで退院できました。11時間近くにも及ぶ腫瘍摘出手術後に後遺症の麻痺もなく、こんなに早く無事に退院できたのも、偏に良い病院に巡り合えたお陰だと思っています。

私にはストレスと寝不足が体の不調の元になりやすいので、仕事も現在は無理な状態です。現在は脳と体への負担を掛けないように家事中心の生活を送っています。

外見からではわからなず『ただ怠けている』ように見えるかも知れませんが、本人はかなり『しんどい状態』の時もあります。手術後に体力が落ちて疲れやすくなったり、人によっては体が以前のように動かない場合もあるでしょう。

その辺の理解は、きっと当事者や病院関係者で無ければ理解して頂けないと思います。私の義父と義母も真冬でも「家に籠っていないで歩け」と言いますが、病み上がりに対してムチャクチャな言動でした。

病院の療法士さんにも「当面は無理せず家事で動く範囲で良いからね」と言われました。なので気分が良いときやお散歩日和の日などに、歩いてみてはいかがでしょうか。

本当に気が向いた時だけでイイと思います。外の空気を吸うだけでも気が紛れますからね。ストレスを溜めないことを一番に過ごしましょう!