携帯電話の使用が脳腫瘍の発生に影響している?米カリフォルニア州で話題

スポンサーリンク

スマホと脳腫瘍の関係性

ふとネットをフラフラしていた時に見つけた記事の内容が『脳腫瘍と携帯電話』に関する内容でした。それは米カリフォルニア州が出したガイドラインに関する記事でした。

ちょいちょいネタとして出ますよね。携帯電話の電波は体に悪い、脳に悪いという話。ただ『なんとな〜く悪いかもね』…なんてレベルですが。

PRESIDENT Onlineで読めますのでご紹介します。

簡単に伝えますと昨年12月、アメリカのカリフォリニア州で『脳を電磁波から守るために、スマホを体から遠ざけよ』というガイドラインを発表しました。

サッと読みましたが…

 

このガイドラインって信憑性あるのだろうか?

 

…という印象でした。日常生活的に欠かせないスマホ。本当に脳に影響あるの?

スポンサーリンク

米カリフォルニア州の『スマホを体から遠ざけよ』ガイドラインが無茶すぎる。

アメリカのカリフォルニア州が2017年12月に発表したガイドラインが話題になりました。『スマホと脳腫瘍』が関係していると。

▼コチラがそのガイドラインを紹介した記事になっています。

昨年201712月、米カリフォルニア州の公衆衛生局が『脳を電磁波から守るために、スマホを体から遠ざけよ』とのガイドラインを発表し、全米で騒ぎになっています。

携帯電話の電磁波による健康被害は、現時点では科学的に立証されていないません。だが米国では著名人が相次いで脳腫瘍で亡くなったことから、不安が高まっています。

参考 アメリカで話題”スマホと脳腫瘍”の関係性

これだけ日常的に手放せないスマホを『体から遠ざけよ』って、かなり無茶な事をいっているような気がします。

そして『現時点では科学的に立証されていないません』って言い切ってるあたりがスゴイ。注意を呼びかけちゃって良いのかしら…と勝手に不安になります。

スマホを遠ざける対処法も使い勝手悪くなるだけに感じる…。

スマホを遠ざけよ

記事の中でのガイドラインで紹介されていた【スマホを遠ざけつつ利用する対処法】が…

 

  1. 通話するときには端末を直接耳に当てることを避ける。
    例)スピーカー機能やイヤホンマイク(ブルートゥースなどの無線接続)を使う。
  2. 通話よりもメールやLINEなどの文字でのやりとりを中心にする。
  3. 大きなファイルの送受信をする時は、スマホを頭や体から遠ざける。
  4. 持ち歩く時はカバンの中にしまう。ポケットに入れるなど体に密着させて持ち歩かない。

 

…などでした。要するに『耳元で通話=電磁波をおもいっきり浴びるから通話を控えましょう』と言っているようです。屋外でスピーカーで話すのイヤだわぁ。

だけど【科学的に立証されていない】という曖昧さ。もう丸投げ状態ですね。ちなみに…

 

  1. 眠る時はスマホは枕元に置かない。
  2. 10代の子どもの発達時の脳には影響が考えられるので、夜はスマホの電源を切るようにしましょう。

 

…とも推奨しています。私は毎朝アラームを鳴らす為に枕元にスマホを置いてます。ガッツリ脳に電磁波浴びまくりです。電源落としたら緊急アラームとか鳴らなくて困りそうです。

では、なぜカリフォルニア州ではこのような【科学的に立証もされていない】のに注意を促しているのでしょうか?

アメリカの著名人が相次いで脳腫瘍を発症…。スマホとの因果関係でモヤモヤ。

アメリカのジョー・バイデン前副大統領の長男、ジョセフ3世(2017年11月、享年46歳)が脳腫瘍で死んだのはスマホの使い過ぎだった…とか。

同じく脳腫瘍と診断されて現在も治療中のジョン・マケイン上院議員(共和党、アリゾナ州)は携帯電話を多用していた…といった話が流れています。

『使いすぎや多用』がどの範疇なのか分からないですが、スマホとの無理矢理こじつけた感が否めません。普通の会社員の営業さんだって相当使っていると思うのですが。

そのような状況の中で、今回の予防処置のようなガイドラインが発表されたのかも知れません。

携帯電話の使用で脳腫瘍に影響が?日本の見解は?

今までは米カリフォルニア州でのガイドラインのお話です。電磁波が脳腫瘍の一因ではないか?…という『現時点では科学的に立証されていないません』という話でした。

しかし日本では次のような発表が出ています。平成15年発表ですので古い情報ですが総務省より次のような研究結果が公表されています。

 

長期にわたる携帯電話の使用が脳腫瘍の発生に及ぼす影響は認められないことを確認

 

総務省では、平成9年度より「生体電磁環境研究推進委員会(委員長:上野 照剛 東京大学教授)」を開催して、電波の生体安全性評価に関する研究・検討を行っています。

同委員会では、長期にわたる携帯電話の使用が脳腫瘍の発生に及ぼす影響について明らかにするため、平成12年度から2年間、ラットの脳に携帯電話の電波をばく露する長期局所ばく露実験を行ってきましたが、このほど、その結果をとりまとめ、脳腫瘍の発生への影響は認められないことを確認しました。

引用 総務省『電波利用ホームページ』

現在は携帯電話よりスマホが主流ですからね。電波も少し変わってきているかも知れませんが脳に影響は無さそうです。

 

普段通り使っていれば問題ないと感じています。

 

カリフォルニア州のガイドラインって予防かも知れませんが神経質になりすぎて、そっちの方がストレスが原因で脳腫瘍を発症させそう。

 

そもそも脳腫瘍の具体的な原因は未だに不明なままと言われています。

 

私自身、脳腫瘍の原因のページを作ろうと思って調べた際に「ストレスでは?一部は遺伝かも?」という曖昧な言葉ばかりが並んでいたので、原因を特定するのは難しいのでしょう。

ただ、毎日耳に当てる長時間通話を何十年も積み重ねると『もしかして…』という可能性も否定できません。

あまり依存しないように、適度な暮らしの中で使用していくようにしましょう。